2023.11.18
第18回座敷舞 舞華会IN東大寺本坊
無事盛会に終える事ができました!
お天気も心配でしたが、公演の時間からは晴れてきて障子から柔らかい陽射しが差し込む中で舞わせていただきました。
公演前は希望者の方と大仏様の参拝をさせていただき、久しぶりに近くで拝見した大仏様はやはりとても大きく雄大で不思議な安心感があり、気持ちも落ち着き心穏やかに本番を迎えることができました。
私は幕開きで地歌 松の寿を舞わせていただきました。松の寿とはご祝儀曲で、ストーリーがしっかりある曲ではないのですが、松・若竹・梅そして鶴や亀、満開の花が歌われ、【寿】という言葉がピッタリのおめでたい曲です。
鶴は見た事ないのですが、その他は全て奈良で見て育ったなと。
お稽古する中で歌われている物をイメージするのですが、私の中にある松も竹も梅も、花も亀は小さい頃から奈良で当たり前のように見てきたなと思うと今回地元の奈良そして東大寺でこの曲を舞わせていただくということはとてもピッタリなような気がして、しっくりきました。
松の寿という曲を通じて、奈良の豊かさを感じることができたと思います。
鼠の道行は初めて舞わせていただいたのですが、可愛いハツカねずみちゃんになれるよう稽古を重ねました。
可愛く楽しい振りが多いので演目前に先に見どころや振り付けについてお話させていただきました。
曲の開始早々所々笑い声も聞こえて良かったです♪🐭
お越しくださいましたお客様、関係者の皆さま、応援くださった皆さま、ありがとうございました。
精進して参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
また次回舞華会もどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
2023.11.18 第18回座敷舞 舞華会 奈良県後援事業
地歌 松の寿 山村若瑞
地歌 鐘ケ岬 山村若女
地歌 鼠の道行 山村若女・若瑞
地方 菊寺智子 菊萌文子
話人 倉橋みどり
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