山村若瑞のブログ

美しくなるために Vol.1

皆様こんにちは。山村若瑞です。

私が思う「美しい女性」になるためにはこうすればいいのでは?と思うことを少し書いてみようと思います。

綺麗な所作や、身なりをきちんとすることだけが美しいということではありません。

日本人が昔から大切にしてきた美しい内面も身につけていければいいなと思います。

私は2歳の頃から舞のお稽古をしてまいりましたが、母からは「品良く舞いなさい」とか「お行儀良くしなさい」とよく言われてきました。
子供の頃は良く分かりませんでしたが、お稽古で普段注意されてきたことは日常でも共通しているのではないかと思います。

きっと、「品良く」なんて言われても急には出来ませんし、何をどうするのが品が良いということなのか…なかなかわかりませんよね?


中には『生まれ持ってのもの。』なんて思っている方もいるのではないでしょうか?

そんなことはないですよ。

今からでも少し知っておけば、品の良い女性になれると私は思っています。

では今日はお稽古で良く言われていることで、美しくなるためにお役に立てるのではないかなと思う事の1つをご紹介したいと思います。

1「ご挨拶をきちんとしなさい」

「どんなに上手に舞えても、ご挨拶をちゃんとしない人はあかんよ。」
幼稚園の頃から朝、母と「いってらっしゃい」「いってきます」と言って家を出て別れても、幼稚園帰りにベビーシッターさんに連れられて、お稽古場に入るときは「こんにちは」と母に手をついてご挨拶するように教えられてきました。
お稽古場にいるお弟子さんにもご挨拶をちゃんとするのがルールです。

お稽古をつけていただく時も、「よろしくお願いいたします。」終われば「ありがとうございました。」

自分の次にお稽古を待っている方がおられる場合はその方に向かって「お先です。」終われば「お先でした。」とご挨拶をします。

また舞台やイベントでお会いした方と次違う場所で会った時には「先日はお疲れ様でした。」「先日はありがとうございました。」と一言添えます

家で普通に毎日会う家族に改まって挨拶をするのは一見少し抵抗のあることのように思えますが、私はお稽古場で「こんにちは」と挨拶すると母から「はい、こんにちは」と返ってくるのが嬉しくてあまり抵抗はありませんでした。

お稽古場でのご挨拶は自分を切り替える合図にもなっているように思えます。
ご挨拶は1番簡単で、誰でも誰とでも取れるコミュニケーションです。

お稽古の時に限らず日常でもとても大切な事だと思っています。

 ご挨拶は、相手やその場でのスタートの合図です。

職場などのご挨拶が業務的になってはいませんか?気持ちをこめて笑顔でご挨拶すると、きっと相手の方やその場にいた人はとても気持ちが良いですし、言った自分も気分が良いと思います

ただ言葉を発すれば良いということではなく、言葉と一緒に気持ちを伝える事が大切なのです。

出会った時やお礼を言う時お別れをする時少し気持ちを込めて相手に伝えてみてはいかがでしょうか。

難しい言葉や無理に綺麗な言葉遣いにする必要はありません。
相手の事を想う、ということが大切な事だと思います。

私が日舞やそれ以外の世界で出会った、憧れる人や素敵だなと想う人は皆さん、ご挨拶をとても大切にされています。

きっと素敵なご挨拶から、素敵な1日や出会い、ご縁が生まれていくと私は思っています。

あくまでも私の考えですが、皆様のなにかご参考になれれば幸せです。

それでは皆様、本日も素敵な一日をお過ごし下さいませ。

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